妊娠線の予防と産前産後のお悩み解決、お役立ち情報ブログ

出産するお母さんのお悩みの一つ、「妊娠線」について特化した記事をご紹介中。妊娠線ができやすい人・できにくい人、妊娠線ができる理由、妊娠線を予防することができるのか、できてしまった妊娠線を消すことはできるのか、などのご質問に詳しくご回答致します。

できてしまった妊娠線は消えるの!?消す方法はある!?

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通常、妊娠期間中にできたばかりの妊娠線はミミズ腫れのような、凹凸があるデコボコの線となります。
出産後、その凸凹した妊娠線は徐々にピンク色となり、半年もたてば白っぽくなり(皮膚に近い色)になり、目立たなくなっていくでしょう。
まずは出産後半年は、自然に薄くなっていくので、その経過を見ていきましょう。

半年たった後、まだ妊娠線が目立つ、気になる、もっと薄くしたい、とお考えのお母さんは多くいらっしゃいます。
インターネットで 「妊娠線 消す」 「妊娠線 薄くする」などのキーワードで検索すると大きく分けて次の3つの方法が出てくるかと思います。


①妊娠線を薄くするクリームを塗る
②美容系施術(ダーマローラー施術、炭酸ガス治療)
③医療系治療(レーザー治療、皮膚移植)


①妊娠線を消す、薄くするクリームについて
妊娠線はができてしまう大きな理由の一つが皮膚の急激な伸びです。
妊娠中は体重の増加と共に胸やお尻、もちろんお腹も大きくなります。
皮膚の表面は一緒に伸びますが、その下にある真皮や皮下組織の一部であるコラーゲン、弾性線維は急激な伸びについていけずに、そこに断裂が起こり、妊娠線が形成されます。

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形成された妊娠線は出産後、お腹が元に戻っていくにつれて薄くなっていきますが、一度断裂した皮膚が完全に元通りになることはありません。
ただし、皮膚を保湿することで新陳代謝を良くすることで、できてしまった妊娠線が多少薄くなることも期待できます。
もし産前に買った妊娠線の予防クリームがまだ余っているようでしたら、産後にできてしまった妊娠線のケアにもご利用できるのでお試しください。


②はローラーや注射によりコラーゲンの生成を促進させることで妊娠線を薄くする施術ですが、断裂を再生させる効果があるのかは不明です。


③は今一番妊娠線を「目立たなくさせる」効果があると言われている方法です。
ただ本格的な美容手術となりますので、お気軽に、、、というわけにはいかないでしょう。
料金も病院によってマチマチですが、結構いい値段します。
※皮膚の移植は移植した部分のつなぎ目が残る場合があります。また患者への負担も大きいと言われております。
※②③はどちらの場合も保険適用外になります。治療時期などは、体調が戻ってから医師と相談して進めましょう。



ただ妊娠線ができたからといって、それはむしろお母さんの勲章でもあるので、余程美容に気遣われている方以外はそのままでいて全く問題ないかと思います。
実際、現在においても経産婦(出産の経験がある妊婦さん)になると80%以上の方に妊娠線が残っていると言われております。
できたからといって自分だけではないのでご安心ください。